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03 01
2012

詩一覧

北園克衛『ヴイナスの貝殻』

北園克衛『ヴイナスの貝殻』(国文社、1955年)。最後に置かれている3つの詩は、アメリカの詩人で、北園の友人でもあったロバアト・クリイレエ(ロバート・クリーリー Robert Creeley)の作品を訳したものです。それ以外は作者によるもので、1930年から1950年にかけて書かれています。

藤富保男は、北園克衛の詩群を「実験的な作品」「リリカルな作品」「郷土詩の作品」「その他の傾向の作品」の四つに分類していますが(「北園克衛の詩を俯瞰する」〔『北園克衛全詩集』〕)、この詩集は2番目に分類されています。「宵の広小路」などは、歌謡曲として作曲されても違和感がなさそうです。

「春のガラス」には木下牧子と松下功の2人が曲をつけています。それぞれ混声合唱曲。
「a mi querida」には松下功と田中達也が作曲。後者は未見です。
また、「雨の日」は塚谷晃弘、「NIGHT IN JUNE」「ガラス」は松下功によって作曲されました。

a mi querida 
ジヤズのための三つの短詩
  雨の日
  昼休みの散歩
  宵の広小路
宝石詩抄
  ダイヤモンド
  ルビイ
  オパアル
LES CHANTS DE PLUIE
  午後
  秘密
  雨のホテル
  La Côte d'Ivoire
  NIGHT IN JUNE
  sunglasses
秋の手帖
  辻公園
  シネマ
  書店
四つの銅版画
  春のガラス
  秋
  都会の城
  ガラス
ロバアト・クリイレエの一九五四年のクリスマスカードより
  Chanson
  Sopa
  The Conspiracy
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02 02
2012

詩一覧

高田敏子『その木について』

高田敏子『その木について』(花神社、1991年)。詩人の没後、彼女の長女によって整理された未刊詩篇をもとに、新川和江が編纂したものです。41篇。

   I
リンゴの花
楡の木
冬の満月
木の香
たのしい部屋
かがみの中

ボタン
野ばらの花

雨の音
沈丁花の匂う道
恋文

鐘の音

   II

産卵
草の種
蘆溝橋
李白の墓に詣でて

疏水――揚州
立葵の白い花
一人旅
旅の帰途
凍る町
孔雀一羽
ギリシャの旅から

   III
堤の上
食事
窓の影に
鶯の声
流れ

木槿の花
なわとび
山への思い
冬の樹
樹氷
白い豹
その木について
01 22
2012

詩一覧

鈴木志郎康『声の生地』

鈴木志郎康『声の生地』(書肆山田、2008年)。2002年から2006年までに書かれて雑誌・新聞に発表した詩(大幅な改稿あり)が14篇、この詩集ではじめて発表されたものが8篇。「生地」は作者によると「きじ」とのことですが、「せいち」とも読めるという指摘に対し、「それでもいいという気がしてきて」いると、あとがきにあります。

隙間問題
ダンスの中にむちゃくちゃに
光の中の人
衰退の兆し
お喋り不安
「おーい」の詩
裸の空間がぽっかりと
顔語り
極私的ラディカリズム
畳に座れないhiza
こぼれたhitoってことで
この身の持ち越し
蟻を水に流す
エスカレーターの笑い
朝顔の花
記憶の書き出し 生まれた家 
記憶の書き出し 疎開転々 
記憶の書き出し 焼け跡っ子 
記憶の書き出し 焼け跡に建った家 
杖を突く人
雨の朝の朝顔の花
詩について
11 20
2011

詩一覧

新川和江『記憶する水』

新川和江『記憶する水』(思潮社、2007年)。「現代詩手帖」「女性のひろば」「詩と思想」「詩学」などに掲載された20篇を収録。女声合唱とピアノのための組曲「良寛」(鈴木輝昭/音楽之友社)のために書き下ろされた詩がおさめられています。

   I
遠く来て
記憶する水
ときどき自分が…
欠落
真夏の木
ワイパー
担語三兄弟
この足のうら

   II

はげしく生きてきた者だけが…
あんかおろして
良寛――組曲
  春の一日
  五合庵
  鞠をつこう
  今はあい見て

   III
立冬
初島にて
草シネマ


ちょん、ちょん、と小鳥が…
暗誦
草に坐って
11 19
2011

詩一覧

室生犀星『愛の詩集』

詩一覧第2弾は、室生犀星の第1詩集『愛の詩集』(1918年)です。同年に出版された第2詩集『抒情小曲集』に比べて気負った作品が多く(序文が一番気負っている)、したがって、全体的に詩の行数が長い。そのためか、作曲家には『抒情小曲集』ほどの人気がないようです。「朝の歌」「しぐれ」あたりは作曲しやすいと思います。

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をさなき思ひ出
序詩

   故郷にて作れる詩

はる
桜咲くところ
万人の孤独
蒼空
万人の愛
朝の歌
夕の歌
未完成の詩一つ
萩原に与へたる詩
犀川の岸辺
故郷にて冬を送る
小詩一つ
罪業
しぐれ
秋くらげ

   愛あるところに

永遠にやつてこない女性
自分の生ひ立ち
雨の詩
女人に対する言葉
愛あるところに
子供は自然の中に居る
大学通り
何故詩をかかなければならないか

   我永く都にあらん

よく見るゆめ
また自らにも与へられる日
自分もその時は感涙した
この喜びを告ぐ
自分の室
我永く都会に住まん
この苦痛の前に額づく
ある街裏にて
この道をも私は通る

   幸福を求めて

街と家家との遠方
美しい晩にかいた詩
詩の一つ
郊外
汚れにも生きられる
燭の下に人あり、本を読めり
冬の霊魂
永久孤独な自分
幸福を求めて
ドストイエフスキイの肖像
結婚時代
赤城山にて
良きもの深きもの
鷲の詩
打ち打たるるもの
自分の使命
永久の友
父なきのち
プロフィール

scaffale

Author:scaffale
「日本詩人愛唱歌集」「校歌の花束」の管理人

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